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地方公務員あるある、まずは5選!

皆さんこんにちは。およちゃんです。
今回は初めての本格的な更新ということで、地方公務員全体の業務等に係るあるあるネタ5選を公開していきたいと思います。今後もあるあるネタは出していきたいと考えています。
以下、私の個人的な意見です。地方公務員の総意ではありませんので、予めご了承ください。

それでは、どうぞ!

 

1 給与はよくない

よくある勘違いですが、地方公務員の給与はそんなによくありません。地方公務員の給与は、

  1. 職務給の原則地方公務員法第24条第1項)
     地方公務員の給与は、その職務と責任に応ずるものでなければならないとする原則。
  2. 均衡の原則地方公務員法第24条第2項)
     地方公務員の給与は、生計費や民間企業の賃金、国・他の地方公共団体の職員との比較などによって定めなければならないとする原則。
  3. 給与条例主義の原則地方公務員法第24条第5項)
     地方公務員の給与は、住民の代表である議会において条例によって定めることとする原則。

これら3原則を踏まえて、公民の給与較差に応じ、さらに国の人事院勧告等の内容も踏まえながら、給料などの改定について、首長および議会に対し、人事委員会から勧告が為されます。

つまり、地方公務員の給与については、あくまで民間との比較で決められていて、民間企業と差があるかと言われると、極力差が出ないようになっているのです。

ですので、大企業と地方公務員の給与を比較すると、大企業に勤めている方が給与が良い場合が多いのです。大学時代の友人で、大企業に勤めている人と年収を比較したことがありますが、地方公務員の薄給具合に愕然とします。

ちなみに、地方公務員の給与については、時間外勤務手当が無い場合(基本給のみとなる場合)、かなり薄給となります。給与明細を見ると悲しくなるレベルです。時間外勤務をどれくらいするかで、給与が大きく変わります。特に、時間外勤務が少ない部署に異動した場合は、生活費等の工面を考えなければなりません。時間外勤務が多いのも考え物ですが、バランスが難しいところです。

 

2 定時で帰れない

これも大きな勘違いです。定時で帰れる部署もありますが、それは民間企業でも同じこと。地方公務員は、基本残業があると考えた方がよいです。

時間内については、都道府県民・市町村民の方からの問合せ対応や電話対応、会議等、そういった事務に追われ、デスクで集中して事務作業を行うことができない傾向があります。

地方公務員の本番はむしろ時間外(定時後)です。各種照会の回答作成、通知文の作成、会議資料等の作成には、集中して取り組める時間外がうってつけなのです。

また、土日祝日も休みではありますが、場合によっては、事務が平日に終わらず、休日出勤があることもしばしばです。

夜中23時を回っても、都道府県庁や市役所、町役場などの前を通ると、電気がついている部屋がいくつかあるかもしれません。。

 

3 噂話が好き

地方公務員の職場は閉鎖的な職場です。数年に一度、部署移動があるので、いろんな人と知り合いになったり、かかわりを持つようになります。

例えば人事異動の季節になり、××さんが他部署へ異動する旨の内示が出たとします。

 A氏「××さん、■■課に異動だなんて、何かあったの?」

 B氏「実は△△△△でやらかしたらしいよ…」

 A氏「そうなんだ…」

のように、瞬く間に噂話が広がっていきます。公務員の職場はとても閉鎖的な空間なのです。職業柄、秘密事項を取り扱うことが多いので、閉鎖的になりがちです。

このことから、噂話が好きな人が多いので、もし自分がうわさをされる立場になったとしたら…想像しただけで恐ろしいです。

 

4 不祥事はめちゃくちゃ叩かれる

不祥事はあってはならないことですが、年間通じて地方公務員の不祥事はいくつも起こっています。そのたびに新聞やテレビで取り上げられ、最近はWebニュースにも載るので、名前が一生ネット上に残る危険性があります。

しかしながら、公務員の良いところなのか、悪いところなのか、懲戒免職級の不祥事にならない限りは、解雇されることはありません

ただし、不祥事を起こすと左遷部署への転属を余儀なくされるほか、先ほど述べた職員同士の噂の的となり、職場にいることがつらくなります。自主退職を検討される方も多いように思います。直接的な制裁は無くとも、間接的に制裁を受けると考えた方がよいです。

ちなみに補足しておきますが、私は不祥事を起こしたことはありませんよ!

 

5 冷暖房の効きが弱い

庁舎内は基本的に夏場と冬場のみ冷暖房が付いていますが、ついているのは時間内のみ時間外になった瞬間にスイッチOFFとなります。これは環境への配慮、経費削減の関係でこのような措置が取られていることが多いです。

元銀行員の同期が言っていましたが、銀行だったら冷暖房もっときかせていたのに、と。お客様ファーストの職業だと、冷暖房の効き目が弱いとクレーム来そうですよね。役所もお客様(都道府県民、市町村民)ファーストな職種のように思いますが、いかがなものでしょうか。。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。あるあるネタは今後も記事にしていきたいと考えています。他の方が書かれているブログで既出の内容もあるかもしれませんが、ご了承ください。

公務員とあまり関わりが無い方や、これから公務員を目指そうとされている方の参考となれば幸いです。